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最新更新日:令和3年1月4日

 

新年のご挨拶
<令和3年 年頭所感>

中部近畿産業保安監督部長  
中部近畿産業保安監督部長  齊藤 薫

新年を迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。また、皆様の御清祥をお慶び申し上げるとともに、平素からの産業保安の確保への御理解と産業保安行政への御高配を感謝申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大が我が国の社会経済活動に影響を及ぼし、その結果、数多くの事業者の業績や皆様の勤務形態に変化が生じ、今まで経験したことのない社会的影響が生じました。この感染拡大については今なお予断を許さない状況が続いており、今後も感染症予防対策を講じながら日々業務の遂行に努めなければなりません。

 

まずは、当部の昨年1年を振り返ります。

7月には、停滞した梅雨前線の影響により西日本や東日本で大雨となり、特に九州・岐阜県周辺では記録的な豪雨となりました。当部管内では岐阜県の山間部を中心に停電が発生し、道路崩壊及び倒木により多数の配電設備が損傷し停電解消までに時間を要しました。当部も現地に緊急出動して被害情報の収集を行いましたが、災害対応や復旧作業に御対応いただいた方々へ感謝を申し上げるとともに、被災された方々へのお悔やみを申し上げます。

この他、自然災害以外にも、当部管内では様々な事故等が発生しました。

 

皆様も軽微な事故や繰り返す異常を軽視せず、平素からの備えを心掛けつつ、発生した事故に対する原因究明や再発防止に努めることが重要です。本年も保安体制の構築に向けて、引き続きの御理解、御協力をお願いします。

 

8月に電気保安功労者、10月にガス保安功労者及び11月に高圧ガスの保安功労者を表彰いたしました。また、鉱山保安表彰式は新型コロナウイルス感染症対策のために行わず、表彰状のみを受賞者に送付させていただきました。

経済産業大臣から個人16名、団体14事業者を、大臣官房技術総括・保安審議官から団体1事業者を、私から個人47名、団体17事業者の方々を表彰させていただきました。

対象者の皆様の永年の保安確保に対する御努力に深謝する大切な機会として、私自身、多大な御功績のある方々に表彰状をお渡しできたことは、大変喜ばしいことでした。本年も積極的に取り組んでまいります。

 

さて、弊省では、法令に基づく手続きの電子届出・申請を加速度的に進めるため、「保安ネット」というポータルサイトを開設し、当部管内では昨年から、電気事業法、ガス事業法、液化石油ガス法、火薬類取締法及び鉱山保安法について電子届出の受付を開始しております。「保安ネット」により、いつでも法令に基づく手続きが電子的に可能となるため、郵送や窓口に出向く手間の削減、入力補助機能による入力ミス減少、押印が不要となる等のメリットがあります。当部としても、引き続き電子化率の向上に向けて積極的な広報を行ってまいります。

また、設備の高経年化、人材不足等により生じる問題の解決のため、ドローン、AI、IoT等の新技術によりプラントの広範囲・高頻度な点検・微細な異常が検知できるような、時代のニーズに合致した「スマート保安」に向けて今年も不断の制度見直しを行います。

この他、当部管内での高濃度PCB含有電気工作物の処分期間が令和4年3月末までと迫っていることから、処理が確実に進むように関係事業者への啓発・指導を行ってまいります。

 

末筆となりますが、関係各位の御健勝と御多幸、そして無事故・無災害の1年となりますことを祈念いたしまして、新年の御挨拶といたします。

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