ご家庭でガスをお使いの皆様へ
一酸化炭素(CO)は、無色・無臭の気体で、毒性が強く、吸い込んでしまうと最悪の場合は死に至るときがあります。毎年、都市ガスの消費設備によるCO中毒事故が発生しています。これらの事故原因は換気が不十分で、消費設備が不完全燃焼を起こし、COが発生したものです。
ガスの消費設備によるCO中毒事故を防止するため、下記事項について十分注意して使用されるようお願いします。
- 取扱説明書をよく読んで正しい使用方法を確認すること。
- 使用中は火から離れないこと。
- 必ず換気(給排気)を行うこと。
特に夏季、冬季等冷暖房機を使用する時期においても、室内を密閉した状況でガスの消費機器を使用しないこと。
※換気設備(換気扇等)は、室内の空気を外に排出する機能しかないので、給気のために窓を開けることが必要。 - 火を消したらガス栓も確実に閉めること。
- ガスの消費機器及び換気設備は、日頃から手入れをすること。特に台風、地震及び積雪後は排気筒の異常がないことを確認すること。
- 万一の不完全燃焼に備えてCO警報器の設置が望ましいこと。
参考資料
- ガス安全見直し隊サイト(ご家庭の皆様へ ガス安全使用のお願い)

- ガス安全見直し隊サイト(介護に携わる皆様へ ガス安全使用のお願い)

- ガス安全見直し隊サイト(ダウンロードコンテンツ ガスの安全見直しポスター&パンフレット)

敷地内の工事関係者の皆様へ
工事の前にガス管の位置をしっかり確認。作業員全員で情報共有し、ガス管損傷事故を防ぎましょう。
ガス管損傷事故を防ぐための4つのポイント!
- 工事前に必ず確認!
- 不明な点は、ガス事業者へ確認!
- 工事は、あくまでも慎重に!
- 作業者全員で情報共有を!
外壁塗装工事・外壁清掃工事・増改築工事をされる工事会社の皆様へ
外壁塗装・外壁清掃工事などの際に、排気筒(煙突)・換気扇・ 給排気口・屋外式給湯器などをビニール等で覆ったままの状態でガス機器を使用すると、すぐ消えてしまったり、新鮮な空気が不足して不完全燃焼により、一酸化炭素(CO)中毒の原因や、ガス機器が異常着火を起こして、破損や火災の原因となり、大変危険です。
CO中毒事故等を防止するため、下記事項について、十分注意して工事されるよう、お願いします。
- 共同住宅の場合、管理人様にもお打ち合わせを(工期が長くなる場合には、管理人様と打合せの上、ガス機器の使用制限等について、掲示板及び回覧板等でお知らせ下さい)!
- 作業終了後は、ビニール等の覆いを取り除いて下さい!
参考資料
- ガス安全見直し隊サイト(敷地内の工事関係者の皆様へ ガス管損傷事故防止のお願い)

- ガス安全見直し隊サイト(塗装等工事関係者の皆様へ 工事中の事故防止のお願い)

- ガス安全見直し隊サイト(ダウンロードコンテンツ ガスの安全見直しポスター&パンフレット)

食品工場・業務用厨房施設の使用者・管理者の方へ
一酸化炭素(CO)は、無色・無臭の気体で、毒性が強く、吸い込んでしまうと最悪の場合は死に至るときがあります。近年、食品工場及び業務用厨房施設において都市ガスの消費設備によるCO中毒事故が発生しています。これらの事故原因は換気が不十分で、消費設備が不完全燃焼を起こし、COが発生したものです。
ガスの消費設備によるCO中毒事故を防止するため、下記事項について十分注意して使用されるようお願いします。
参考資料
- 取扱説明書をよく読んで正しい使用方法を確認すること。
- 使用中は火から離れないこと。
- ガスの消費設備の使用中は必ず換気(給気及び排気の両方)を行うこと。
特に夏季、冬季等冷暖房機を使用する時期においても、室内でガスの消費設備を使用する際には、必ず換気を行うこと。 - 火を消したらガス栓も確実に閉めること。
- ガスの消費設備の使用者及び管理者は、ガスの消費設備の使用開始時及び使用終了時に当該設備の異常の有無を点検するほか、1日に1回以上、ガスの消費設備の態様に応じ、当該設備の作動状況について点検し、異常のあるときは、当該設備の使用中止、補修その他の危険を防止する措置を講じること。
- ガスの消費設備及び換気設備は、日頃から手入れをすること。
特に台風、地震、積雪等の自然災害後は当該設備の異常の有無を点検し、異常のあるときは、当該設備の使用中止、補修その他の危険を防止する措置を講じること。また、停電中は、換気扇及び給排気設備が作動しない場合があるので、停電中にやむを得ずガスの消費設備を使用する場合は、窓を開けて換気をする等の措置を講じること。 - 排気ガス中に含まれる油脂等を有効に除去するために排気取入口に設置されるグリス除去装置(グリスフィルター)や、悪臭防止のために排気ダクト内に設置される脱臭フィルター等は、使用し続けると油脂等が付着して目詰まりを起こし、十分な換気量が確保できなくなることから、当該フィルターの定期的な清掃又は交換を実施すること。
- 万一のガス漏れや不完全燃焼に備えてCO警報器の設置が望ましいこと。
参考資料
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最終更新日:2024年3月28日