No |
発生年月 |
事故の 種別 |
事故概要 | 原因 |
再発防止対策 |
1 | R4.10 | 波及 |
高圧引込みケーブルが水トリー現象により絶縁不良となり地絡が発生したが、間欠地絡(推測)だったことから地絡保護継電器が地絡を検出できず、PASが開放しなかったため波及事故となった。(2件) | 保守不備(自然劣化) | (主な対策) ・耐水トリー性の高いE−Eタイプのケーブルに更新する。 ・ハンドホール内の水たまりの管理を徹底する。 |
2 | R4.11 | 感電負傷(作業者) | 高圧盤の上段内で制御線引き抜き(撤去)作業を行っていた作業員が、制御線を束ねていた結束バンドの回収を忘れ、その結束バンドが高圧盤の下段内に落下し充電部と筐体間又は相間に挟まりスパーク(推測)し、アークが発生したことにより作業者が火傷した。直接作業していた高圧盤の上段は停電していたが、下段は停電していなかった。 | 作業準備不良 | ・充電部近傍での作業にならないよう、原則、作業対象設備を全停電する。やむを得ず停電範囲を限定する場合は、充電部の養生や安全装備を行うなど安全対策を実施した上で作業を行う。 ・作業完了(工程毎)の確認、検査体制を適切に構築して、工事を実施する。 |