No |
発生年月 |
事故の 種別 |
事故概要 |
原因 |
再発防止対策 |
1 | H31.4 | 波及 | 坑内キュービクル内の高圧送り端末処理部分の相間離隔が不足していたため、短絡した。電力会社の分岐線遮断器の保護継電器と、工事現場の保護継電器と協調がとれていなかったため、分岐線遮断器が開放し、波及事故となった。 | 保守不備(保守不完全) | ・工事現場の過電流遮断器の瞬時要素を変更。 ・端末処理部分の相間離隔を確保し固定。 |
2 | R1.6 | 感電 |
部分停電により年次点検中に、被災者が充電部と非充電部が混在する高圧母線連絡盤で清掃を行う際に、誤って充電されたVCBの端子部に触れ、感電負傷した。 作業員は、作業前のミーティングで充電している盤は扉が閉まっており、トラロープが取付けられているとの説明を受けたが、実際には扉は開いており、トラロープも取付けられていなかったため、清掃作業に入り感電した。現場責任者はミーティングの説明と異なる状況を確認していたが、作業員に周知せず、充電している盤での作業に立ち会っていなかった。 |
感電(作業者) 作業方法不良 |
・充電している盤には、充電中の表示、トラロープの取付け、扉の施錠を行う。 ・充電している盤で作業をする際は、現場責任者が必ず立会いし、検電も行う。 ・現場責任者は作業員に対して、作業着手前に充電部している盤を図面と現場で確認し理解させる。 |
3 | R1.6 | 波及 | 雷サージによりPAS一次側が絶縁破壊し、短絡・地絡し、波及事故となった。 | 自然現象(雷) | LA設置(8.4kV、5kA) |