令和元年度 北陸産業保安監督署管内 自家用電気事故情報(10月〜12月報告分)
 
No
 
発生年月
 
事故の
種別 
事故概要
 
原因
 
再発防止対策
 
R1.10 感電 設備員が屋上キュービクルで月次点検を実施中に、コンデンサー付近にボールペンを落としてしまい、接触防止用のアクリル板を外して拾おうとしたところ、誤って左手がコンデンサ端子に触れ感電した。 感電(作業者)
被害者の過失
・月次点検は電気主任技術者が同行の上、一人では行わない。                  
・危険箇所に高電圧危険、保護板を外さないように掲示した。   
・各種講習会を行い、設備員のスキルアップを図る。

R1.10 感電 次回の年次点検時の停電作業準備のため、キュービクル内に入って過電流継電器の配線を調査しようとしたところ、つまずいて体制を崩し、リアクトル端子に右手が接触して感電した。
また、感電による衝撃で倒れた際に越を強く打ったことにより、腰椎を圧迫骨折した。
ヘルメットは着用していたが、高圧ゴム手袋は不使用であった。
感電(作業者)
被害者の過失
・原則充電中のキュービクル内には入らない。やむを得ずキュービクル内に入る場合は、保護具(ヘルメット・高圧ゴム手袋)を着用する。
・安全教育の徹底等安全意識の醸成に努める。
R1.10 波及 落雷の影響で、MOFが絶縁不良により地絡したが、DGR整定値が電力会社と保護協調がとれていなかったため、波及事故となった 保守不備(保守不完全) ・DGRの時限整定値を0.3秒から0.2秒に変更。
・避雷器を放電電流5.0kAのものに取替。